レクシプローラの英語放浪ブログ

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【英文法導入講座②-2】品詞をとりあえず眺めてみよう 

はじめに

前回まで、英語における基本四品詞についてまとめました。今回は、他に「~詞」

という名前がついているものについてみてみましょう。

 

 

代名詞

名詞の仲間です。前の文で述べられた名詞を二回言うとしつこいので、代わりに置き換えて使うのが代名詞です。it/this/that/these/those/they/you/he/she など、たくさんあります。代名詞という言葉自体は覚える必要はありません。名詞だと判断できればいいのです。例えばHe(彼)は、「彼は」「彼が」「彼を」に当てはまりますから、間違いなく名詞ですね。この程度でOKです。

 

助動詞

will/can/may/must/should/shall などの語のことです。動詞の前について、動詞に意味を付け加えます。動詞を手助けするので助動詞です。ここでは詳しくは扱いませんので、参考書などを必ず参照してください。別の記事でも、助動詞については掲載します。

 

前置詞

名詞の(ことば)で前置詞といいます。前置詞にはかなりの数がありま
すが、代表的なものだと at/by/for/from/in/of/on/to/with/about/over/under/after/before
などがあります。前置詞は名詞とセットで用いて、形容詞もしくは副詞のように働きます。


以下の2種類の例文を見てみましょう。 
①I played soccer in the park. 私は公園でサッカーをした。 
② People in Japan is kind. 日本の人々は親切だ。 


①では、「in the park」が「played」を詳しくしています。「サッカーをした」という行為(動詞)に、場所の情報を付け加えているのです。動詞を詳しくしたわけですから、扱いとしては、副詞の働きをしていると判断できます。 
②では、「in Japan 」が「people」を詳しくしていますね。「人々」という名詞に「日本の」という情報を付け加えています。名詞を詳しくするのは形容詞でしたね。

 

Point8 

前置詞は、名詞と一緒に用いて情報を付け足し、形容詞や副詞のような働きをする 

 

接続詞

1つ問題を出してみます。以下の文に間違いがあります。何がまちがっているのか考えてみてください。 


I played soccer, I got injured. 私はサッカーをして、(私は)けがをした。 


一見すると特に間違いはなさそうですね。さて、英文法導入講座①では「文」についての説明をしました。文とは、「主語+動詞」となっているものですから、問題の文は、「I played soccer」と 「I got injured」の2つの文によって構成されています。ところが、実は英語には「文と文を『,(コンマ)』でつないではいけない」というルールがあります。「,(コンマ)」が「.(ピリオド)」だったら問題なかったのですが、つなげたい場合は、はしごが必要です。そしてその文と文をつなげてくれるはしごこそ、接続詞なのです。詳しい説明はここでは省くので、接続詞については総合英語や参考書を参照してみてください。長文読解では前置詞に次いで非常に役に立つアイテムです。少し例をお見せします。 


It was raining, but we played baseball. 雨が降っていたが、私たちは野球をした。 
➡「It was raining」と「we played baseball」が「but」によってつながっている。

 

繰り返しますが、接続詞の理解は長文読解の上で欠かすことのできない部分です。ぜひ参考書などを見てみてください。 


Point9 

接続詞は、文と文をつなぐためのことば 

 

間投詞

喜びや驚き、悲しみなどの(わかりやすい)感情を表す表現です。日本語でいうところ
の「わっ!」「はぁ?」「え!?」などに当てはまります。間投詞という言葉は余裕があれば覚えてください。読解という点においても、知らなくてもあまり影響はありません。Oh my god! 、No way!などが例です。 

 

おわりに

品詞についての学習はここでいったん終わりです!お疲れ様でした!実はこのほかにも「冠詞」というものがあるのですが、これだけで数記事書かなければならないくらいのものなので、ここでは割愛しています。

次からはいよいよ5文型に入っていきます。品詞がわかれば5文型がわかる!5文型がわかれば英語がわかる!英文法導入講座③へ!